2019年5月17日金曜日

モリーゼ州の、望外の≪有機≫快作。

  ラミテッロ・ロッソ 201 3       ¥22 9 8 (込)

             (赤/フルボディ/ディ・マーヨ・ノランテ直詰/モリーゼ州/伊)

     モリーゼ州という、ワイン産地としてはマイナーな地方の、望外の力作。
         認証済みの有機栽培による、モンテプルチアーノ種80%、アリアニコ種
         20%という構成。仏小樽、ステンレス タンク、大樽、びん熟を組み合わ
        せて計2年熟成。
            ブラックチェリーやプラム、樽香かぐわしく、ビロード様のタッチなど洗練
        度高い。『濃い』とい うより、『旨い』という印象。       

ヴァランセィ、という産地をご存知ですか?

 ヴァランセィ ル・ポワランタン 2018     ¥1980(込)

      (白/辛口/ラ・カーヴ・ド・ヴァランセィ/中央地区/ロワール/仏)

      このAOCをご存知の方は、かなりのワイン通かも。トゥール市で合流する
    ロワール河の支流、シェール河を30kmほど遡った左岸がそれ。(ルイィや
    カンシーへは更に遡上しなければならない。)
       酸やミネラルが豊かで、白桃やハーヴのアロマも心地よい。ソーヴィニヨン
          ・ブラン種にシャルドネ種を20%加えているだけ、ややマイルドで親しみや
         すい香味となっており、プイィ・フュメやサンセールでは予算を超えてしまう
    向きには絶好の“コスパ”品と言える。 

近年注目を集めているメンシアという葡萄。その良品。

アルガンサ フラビウム・プレミウム 2015   ¥1298(込)

       (赤/ミディアム/ヴィノス・デ・アルガンサ直詰/ビエルソ/西)

      スペインの西の端、ポルトガルの北側、大西洋に面する、近年注目を集める
    産地から。
               凝縮感に富むが、元来酸が旺盛なため、香り高くスムースで生き生きしており、
    メンシア種ならではの魅力に富む。
 
           加えて本品は、2008年産のため、熟成により酸がこなれ、一体感ある、
               文字通り、妙味に富む、ネダン不相応なほどの風味となっている。
     100年もの歴史を持ち、多くの古樹を持つ家族経営の蔵の品。

バルベーラ種の魅力。

サンテミリアーノ バルベーラ・ダスティ・スペリオレ 2013

                                                                          ¥3140(込)

        (赤/フルボディ/マルケージ・インチーザ・デラ・ロケッタ直詰
                                                                                   /ピエモンテ州/伊)

      
           11世紀にまでその歴史を辿ることのできる蔵であり、19世紀には、
      栽培/醸造の多く の面で、伊ワインへの貢献が賞揚されていた蔵に
      よる佳品。
        伝統 的なサンテミリアーノ畑産バルベーラ種の豊かな酸を手なずけ、
      しっかりした骨格を与えた、エレガントな佳品。